熊野市の観光スポットの一つ、花窟神社。45メートルの巨岩が御神体。前知識なく行くと「え?拝殿(社殿)はどこにあるの?」と驚くかもしれません(笑)

御神体の岩石の前はこのようになっています。元々墓所なので神社と名付けられたのは、後年になってかららしいです。

イザナミノミコトは火の神ヒノカグツチを産んだ時に火傷で亡くなったと言い伝えられています。それに怒ったイザナギノミコトはヒノカグツチを殺してしまったそう。そのヒノカグツチも一緒に祀られています。

奥の御神体から紹介しましたが、入り口からの写真も掲載します。


入り口の狛犬が凛々しいです。





熊野の各地でこのような岩石信仰の名残が見られます。花の窟神社はその中の代表的存在と言っていいでしょう。



普段は静かな神社ですが、初詣にはたくさんの人が参拝に訪れます。
熊野市駅からは徒歩20分ほど。電車で来られた方は駅前の観光協会でレンタルサイクルを借りると楽に来られます。七里御浜を眺めながら歩いて訪れるのも良いでしょう。