イザナミノミコトが火の神ヒノカグツチを産んで亡くなった場所とされる神社。両神を墓所として祀っている花の窟神社と対をなす神社と言えるでしょう。花の窟神社から徒歩20分ほどの場所にあります。

歴史的価値のある神社だと思いますが、観光客が来ることはあまりない小さな境内の神社です。





花の窟神社と同様、元々本殿はなく昭和になってから建てられたそうです。本殿前に敷き詰められた白い丸石は熊野らしさがあります。ここを土足で上がるのは禁止です。


本殿の両脇に長方形状に並べられた石があります。これは古代の祭祀台だそうです。弥生時代からあると言われています。


境内もぐるりと石垣に囲まれています。

境内の横を流れる産田川。カワセミを見かけることもあります。

